「触れる」ArtsProject2008~かわなべ森の芸術祭~ 開催まで、1ヶ月を切り、すべての準備もいよいよ大詰め!
そんな準備の様子を「かわなべ森の芸術祭便り」として、タイムリーにお伝えしていきます! まずは、文化ボランティア養成研修2008の様子から。 今回で研修も5回目なんですねーー、自分でもびっくり。早いものです。研修生もとうとう100人を突破しました!やったぁーー!アートの楽しさを伝えてくれる人たちがあなたの周りにもたくさん増えるといいですね。 10月12日(日)の開講式の後に、早速、第一回目の「コミュニケーションスキルアップ」。 初めて会う人ばかりなのに、研修が終わる頃には、もうみんな仲間って感じ。インプロゲームを使ったこの講座は、やっぱりスゴイですっ! まずは、自分の名前、そして相手の名前を呼び合って、握手。相手を信用できるようになります。 これらすべての研修メニューは、「触れる造形展2008」でのお客様とのコミュニケーションを想定できるようにプログラムされています。 身振り手振り、そして唇の動きだけで、相手の誕生日を理解し、自分の誕生日も伝え、1月~12月まで順番に並んでみようというゲーム。1回で大成功!すごい! 血液型別にグループを作り、即興でその血液型を表現します。これは、何型がわかります?? 目が不自由な方も芸術鑑賞ができるこの「触れる造形展2008」。どう案内していいかどうかを理解するには、まずは不自由な方々のことを知ること。 手をにぎった感覚だけで、最初の相手を探しています。 実際に目を閉じた状態の人を、障害物である人やモノを避けながら案内してあげます。案内されている人は、自分が案内する時に、相手がどうして欲しいか、どうしてあげたらいいか、すぐにわかります。 このままの状態で立ち上がるには、お互いの協力とタイミングが不可欠であることが身体をとおしてわかります。 この文化ボランティア養成研修では、自分たちの役割や具体的な案内方法等を学ぶ前に、まずは、何かを一緒に作り上げようとしているという意識や、作り上げるにはお互いの協力が必要であることなど、仲間であるという感覚とともに感じていただくことを大事にしています。 それは、この「触れる造形展2008」に限らず、日常生活や社会生活に役立つことが十分にあると思うからです。 この研修が、そしてボランティア活動が、それぞれの生活や人生において「自分のため」になったらとてもうれしいです。
by NPO-PandA
| 2008-10-15 15:59
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